国家資格は「限定変更」しないとただの使えない資格
技能証明には一等及び二等無人航空機操縦士の2種類があります。
ただ、この資格の中でもさらに細分化されているのをご存知ですか?!
これがわかる!
技能証明には「基本」「昼間飛行」「目視内」「最大離陸重量25kg未満」という4つの限定がある
技能証明を取得するにあたり「実地試験」と「学科試験」の2つをクリアしないといけないわけですが(厳密にいうと身体検査もだが運転免許証を持っていればオッケー)「実地試験」には実は4種類あります。
実地試験とは、まぁいわゆる実機を飛ばして行う試験+口述試験等です。例えるなら自動車教習所の卒業検定みたいなものです。以下の4つがあります。
※詳しくは「国土交通省航空局安全部無人航空機安全課」が通達している「無人航空機操縦士実地試験実施細則」を参照
https://www.mlit.go.jp/common/001516516.pdf (一等の例)
「基本に係る実地試験」
「昼間飛行の限定変更に係る実地試験」
「目視内飛行の限定変更に係る実地試験」
「最大離陸重量25kg未満の限定変更に係る実地試験」
の4つでまずは「基本」を合格しないことには始まりません。
「基本」だけしか持ってないと何が起こるのか?
まずは「夜間飛行」ができません。そして致命的なのが「目視外飛行」ができません。
「夜間飛行」「25kg以上」は最悪やらなくてもいいとして・・・
「目視外飛行」ができないということは、プロポのモニターを凝視することができません。(チラ見なら大丈夫)
ドローンでお仕事をされている方で、モニターを見ずに仕事なんてほぼ不可能だと考えています。
この「基本」だけの限定を解除するのが「昼間飛行の限定変更」「目視内飛行の限定変更」「25kg未満」の限定変更になります。
よって「基本」に合格した後は、せめて「昼間飛行の限定変更」「目視内飛行の限定変更」くらいは合格しておきたいですよね!
各々実技試験の内容が違うので要注意です。
ドローンパイロットへの道は結構険しいのです・・・。
特にドローンに全く触ったことのない方が、初めから登録講習機関(実地試験免除になれる)のスクールに行って、高い金払ったけど合格できなかった・・・
といったことにならないように、まずは安価で気軽にドローンに触れるコンテンツを作っていきたいなぁと思っている今日この頃です。
ドローン触ってみたいけど、何から始めていいのかわからない!そんな方はお気軽にご相談ください!
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